キッチンリフォーム/キッチン選びのポイント/最高のマイキッチン/流行りのデザイン・仕様/最高のキッチン設備
こんにちは、キッチンリフォーム10年以上、デザインキッチンTOKYOです。
今日は多岐にわたる商品を扱ってきたからこそわかるキッチン選びのポイントというテーマでお話をしてゆきます。
キッチン選びのポイント
当たり前のようにおしゃれなキッチンが出回るなかで、せっかくキッチンを購入するのであれば使いやすいのはもちろんのこと、掃除がしやすく、おしゃれで毎日キッチンに立つのが楽しくなるようなキッチンにしたいって思いますよね。
世の中には独自でキッチンをデザインして提案している独立系キッチンメーカーや海外製のキッチンというものが存在するのですが、その多くはかなり高価格帯であったり、場合によって納期に半年もかかるものもあり、
より多くの方が参考にできる、
この10社から選べば間違いない!
という10社を選定しましたので安心していただければと思います。
なぜ採用する価値があるのか
それぞれの特徴だけでなく、なぜ採用する価値があるのか、採用する際に注意したいポイントを踏まえてご紹介します。システムキッチンの紹介はあっても、オーダーキッチンにまで踏み込んで紹介しているものはおそらくあまりないと思いますので、もうすでに知っているよ!という方も角度を変えて参考にしていただければと思います。
このページではキッチンの検討、キッチンリフォームに役立つ情報を配信しています。キッチン選びやリフォームで失敗したくない、って方はブックマークを今のうちにお願いします。
それでは早速紹介してゆきましょう。
2023年秋最新:キッチンからおすすめキッチンを10社選定
それでは今回ご紹介するキッチンメーカーの種類はこちらです。
まずシステムキッチン会社から、
- TOTO
- クリナップ
- パナソニック
- リクシル
- トクラス
- タカラスタンダード
- ウッドワン
そして、オーダー系として
- クッチーナ
- キッチンハウス
番外編として
- トーヨーキッチン
をご紹介いたします。
おすすめのポイントとしては
デザイン、性能やコスパ、そして将来のメンテナンスコストを含めた上で紹介しています。
またそれに加えて実際にそのキッチンを採用した後の満足度も含め様々な面で比較しています。
ただあくまで私個人の意見を勝手に紹介しますので、その点ご了承いただいて、みなさまにとって役立つ情報だけを取り入れながらご視聴いただければ嬉しいです。ご意見ございましたらぜひコメントいただければ幸いです。
国内主要システムキッチンからまず紹介します。
それでは 一つずつご紹介します
機能性が魅力のリクシルのキッチン
はじめにご紹介するのは「リクシル」になります。
まず結論から言うと、リクシルのキッチンは
日本でキッチンを検討するのであれば必ず一度は実物を見ておいてほしい、と言うことです。
なぜかというと、リクシルは独自で引き出しやワークトップの開発をしているので、
各分野で最先端をいっているキッチンになります。
リクシルを採用しなかったとしても、一つのシステムキッチンのベンチマークとして機能しますので、足を運ぶことに無駄はないと考えています。
では具体的に何が魅力的なのかというと、引き出しで言えば少ない力で引き出すことのできる「楽ぱっと収納」。
これ、お客様によっては勘違いされているのですが、
収納量も多く、斜めに引き出すことができて使いやすいと言うのはもちろんなのですが、
一番のメリットは
毎日出したり入れたりする動作が楽になる言うことなのです。
当然、引き出しにかかる力も少なくて済むので、耐久性としても安心して永くお使いできるものになっています。
そしてこれも独自開発の「Wサポートシンク」。
2段シンクを未だ採用していないメーカーはちょっと勿体無いって話は一旦おいといたとして、
他社の採用する2段シンクとは異なりリクシルはしっかりと段が深いのでボールをおいたり食器が邪魔になることなく作業できるのが魅力です。
当然粉物や魚の処理などを快適に行うことができます。
パーツ数を極限まで減らして、基本10年間メンテフリーで手間のない「汚れんレンジフード」もあるし、
最近では赤いマークの会社でしか採用できなかった「自動洗浄機能つき」のレンジフードまで揃っています。
キッチンは住まいのもちろん顔になりますが、こうした細かい機能の差は毎日の生活をめちゃくちゃ楽にしてくれるので、絶対に忘れないでほしいチェックポイントになります。
またデザインについては昨今のリフォーム需要に答えるように独自で開発した、セラミックで熱や傷にも強い女性的なデザインが特徴の「ラパートトープ」の天板や各種セラミック天板、基本的なデザイン扉柄が揃っているので選びやすいかと思います。
一つ、難点を申し上げるとすれば、そうした普遍性を重視するためめちゃくちゃ派手な色やインパクトのある木目柄の用意がまだないと言うことです。
こうした、国内キッチンで機能性も重視しつつ、もう少しインパクトのあるデザインが欲しいな、って時はクリナップを見に行くのがいいかもしれません。
また、海外のようなパリッとしたデザインが欲しい場合も、少しリクシルの場合には評価は下がるポイントかもしれません。
ただし、2トーンの配色をうまく活用したり、木目とホワイトの組み合わせをうまく取り入れることでこの辺りは解消もできるので、ぜひインテリアコーディネータとうまく相談してみるのもいいかと思います。
それだけ、機能的にも、その選択肢の数としても、リクシルは素晴らしいポテンシャルがあると言う意味で星5つのシステムキッチンメーカーだと思います。
レイアウトの選択肢の幅が広いクリナップ
づづいて紹介するのはクリナップのキッチンです。
クリナップには「ラクエラ」「ステディア」「セントロ」と言うグレードがあるのですが、
個人的には一旦セントロはおいといていいと思います。
割と高価格帯の商品となり、基本的には「ステディア」でできない扉柄、ワークトップと言う選択肢が出てきた場合に検討を始めるといいかと思います。
ちなみに「セントロ」では
こういったユーロモダンなデザインも最近出てきています。国内システムキッチンにもこういったおしゃれなデザインがどんどん増えると嬉しいですよね。
クリナップの特徴としてはとにかくデザインがおしゃれなことが挙げられます。
普及グレードのラクエラからしても、扉柄のバリエーションが豊富で、住まいのアクセントになるような色柄が揃っています。
クリナップというとスレンレスシンクでしょ?
って方もいるかと思いますが、
リクシルのキャビネットでもステンレスは選べるし、キャビネットの種類がステンレスか木製かホーローかって違いに関しては住まいの地域特性、例えば湿気がものすごく多い地域だったりとかの場合で考えればいいと思います。
木製であれば壊れやすいかといえばそんなこと現代のキッチンではまずなくて、
それよりも例えばリフォームの際には逆に木製でないと現場での加工のしずらさが仇になることもありますので注意して欲しいところです。
「あなたの”がんばらない”を支える」とホームページにあるように、
クリナップでもっと知っておいて欲しいのはむしろ収納やレイアウトについてで、
収納物の高さに合わせた立体収納や、
引き出しに設けられた取り出しやすいツールポケットなど、
また独自のレイアウトである「デュアルトップ対面」は
お客様から手元が見えない設計で、こういった配慮がキッチンがリビングの中心で、そして開放感を保ったまま快適に使えるといった視点で大切ではないでしょうか。
いくら素敵なキッチンを設けたとしても、ワークトップの上がごちゃごちゃだったり、3度の調理の際にいちいち片付けるのが面倒だったら、それこそなぜキッチンを新調したのかわかりませんよね。
シンプルさが売りのTOTO
続いて紹介するのは「TOTO」になります。
TOTOはみなさんご存知の通り、トイレや陶器のイメージが強いのではないでしょうか。
その通りで、キッチンのコンセプトもシンプルで、引き出しの機構やシンクの機能などもシンプルにまとまっているのが特徴です。
ここで一番抑えたいポイントとしてはデザインについてです。
TOTOキッチンのブランドには「ミッテ」と「ザ・クラッソ」の2ブランドがあるのですが、特徴が濃い「ザ・クラッソ」の方をみてください。
「ようこそ、光のキッチンへ」というスローガンから分かる通り、
クリスタルカウンターといった透明度の高い独自のワークトップを採用し、
キッチンを置いた空間を明るくする効果があります、
扉柄についてもおそらくですが社内にかなりセンスの良い女性的なデザイナーさんがいるのか、
新築やリフォームに合わせても飽きのこない、それでいて薄いピンクであったり、淡い木目であったりと非常に落ち着きのある選びやすい色柄が揃っているのが他社にはない特徴です。
また、逆を言えばキッチン本体はシンプルなので、
永くつかうことや毎日つかう上での疲れやすさなどへの配慮はリクシルさんなどの方が優れていると思います。
すっきりとキッチンを仕上げたい人におすすめではありますが、
機能面で言うと少し物足りなさを個人的には感じます。
また選べるレイアウトについても、クリナップやリクシルさんよりも個人的には少なく感じます。
壁づけのI形キッチンやリビングの中心に備えるアイランドキッチンなどすっきりとした印象を持たせたい方におすすめです。
オシャレだけど扉柄の選定に注意したいパナソニックのキッチン
続いては「パナソニック」のキッチン。
パナソニックのキッチンについて思うことは、最近非常にデザインが良くなってきたな、ということです。
「ラクシーナ」と「Lクラス」というグレードがあるのですが、
ラクシーナでは最近他社には無いような海外のテイストを取り入れたカップボード、棚下収納が出てきておりよりおしゃれなリビング空間に一役買っています。
「Lクラス」においてもクオーツ素材でぐるりと囲んだような海外のようなデザインが出てきており、デザイン面で魅力があります。レイアウトでもカウンターの前にちょこっと座れるスペースを設けたモデルは他社にはありません。
また背面収納がおしゃれなので、リビングとの一体感を出すうえではとてもポイントが高いかと思います。
ただパナソニックで注意したいのはカタログに載っているような
「かまちづくり」のデザインなど、一見するとおしゃれに見えるけれどもよくよく扉の仕様を見るとシート貼りであったりするので長期的な耐久性で見てどうかな、という点です。
またその品質をよくして塗装にしようって考えてゆくと、カタログにあったようなデザインではなく、塗装であっても少しオーソドックスなデザインになってしまう点も注意したいポイントです。
ちなみにかまち造でしっかりとキッチンを作りたいのであれば、あとで解説するクッチーナがお勧めです。
したがって、パナソニックのキッチンはぱっと見のデザインはおしゃれなのですが、もし気に入ったとしたら扉の仕様に注意が必要というのがポイントです。
ブラック系でコスパの良いトクラスのキッチン
次に「トクラス」についてです。
トクラスが強いのは「人造大理石」のワークトップについてです。
他社では不可能な形、奥行きの異なるカウンター接合についても可能となっており、
この字などの特殊なレイアウトにも柔軟に対応できるのが魅力となっています。
最近「ベリー」というブランドから「コラージア」という新しいブランドに名前が変わりましたが
トクラスの場合は普及価格帯からブラック系の天板が選べるのでブラック系のワークトップをコスパ良く採用したい場合にお勧めです。
熱に強く耐久性のある人造大理石はどのメーカーでも扱っていますが、そのシームレスな接合やカラーバリエーションを好んでトクラスを選ばれる方も少なくありません。
シンプルながらも意外と人気の高いキッチンになっています。
「テノール天板」と呼ばれるワークトップはセラミックのような表情の加工をした人造大理石ワークトップで、
セラミックの風合いは欲しいのだけど、
「あれは硬すぎて食器の方が壊れちゃうんだよね」
「セラミックトップだとシンクとの接合にはコーキングが入ってしまうんだよね。」
って知っている方に実はよく選ばれます。
セラミックワークトップは確かに硬質なのですが、そういうデメリットも存在するんですね。
シンプルなキッチンなので、機能的には少し物足りなさは感じてしまうかもしれませんが、デザインについてはそれらワークトップに合わせたキャビネット色が用意されているのでおすすめです。
ワークトップは人造大理石一択だ、でもおしゃれなキッチンが欲しいって方におすすめのシステムキッチンになります。
タカラスタンダードは…
次はタカラスタンダードです。
よく私どものところにタカラを扱ってますか?という質問が来るのですが、結論としてタカラスタンダードを私どもでは扱っていません。
最近ではかなりおしゃれなデザインも出てきており、私どもも無視できない存在なのですが、残念ながら扱っていないのです。
それはなぜか?
調べると出てくるので、ここでもいってもいいかと思うのですが、タカラさんの商品はタカラさん以外が販売することのメリットって無いんですね。
というのも、通常キッチンというのは通常メーカーがあって、卸問屋があって、その卸問屋から私どもはキッチンを購入してお客様に提供するのですが、私どもはお客様と問屋との間にコーディネート、プランニングといったサービスを上乗せして販売するため利益を載せさせていただいております。
タカラさんの場合にはその仕入れ値がかなり高いため、私どもが再度そこにプランニングやコーディネートのサービス料をのせてお客様に提供すると、場合によっては定価よりも高く提供しないとサービスとして成り立たなくなってしまうので、扱うことが難しいのです。
しかもタカラさんのキッチンはタカラさんの抱えている職人でしか施工できない決まりになっているので、私どもも抱えている職人を動かすことができない。つまり、扱うメリットが何も無いのが苦しいながら現状なんです。
タカラさんの商品が悪いっていうことはいっていません、タカラさんはタカラさんのショールームにゆけばその辺り対応してくれるそうなのでそこは餅は餅屋に任せようということです。ですので無理に私どももタカラさんの商品をうろうとはしていません。
タカラさんの良さといったらホーローですよね、耐久性もあるし、マグネットがついて、最近だと高品質なインクジェットの木目印刷でかなりリアルな仕上がりになるそうですので、ぜひタカラさんのことは直接メーカーに聞いてみてください。
個人的には、リフォームの場合は、現場合わせや臨機応変な対応が必要になってもくるので、木製などの加工のしやすいキッチンを扱え、できる限り自社の気の知れた人間で施工することが、最終的なお客様の安心感や満足度にも繋がっていると考えています。
素材感を大切にしたい人におすすめなウッドワンのキッチン
そしてメーカーキッチンの最後としてウッドワンのキッチンを上げさせていただこうと思います。
「ウッドワン?」
あまり聞いたことのない方も多いかも知れませんが、ウッドワンは建具や床材を主に販売しているメーカーで
無垢の木を使用した扉をシステムキッチンで採用している数少ないメーカーの一つになります。
「スイージー」ってキッチンとアイアンのフレームキッチンの用意があり、これが意外と要チェックなんです。
本物の木を使用しているので、使ってゆくうちに汚れてゆきますし、傷もついてゆくと思います。
でも、モノと暮らしてゆくっていうことって、そういうモノに美しく刻まれた、一緒に過ごしてきた日々の思い出ってめっちゃ重要だと思いませんか?
20年30年使ってゆくうちに、日焼けもすれば、傷もついてゆく、馴染んでゆくのが家具のあるべき姿だし、そこに豊かさを僕は感じます。
もちろん、ワークトップは人造大理石とかです。そしてキッチンの本体としては割とシンプルな形になっているし、基本的には壁づけのキッチンが主なラインナップになっています。
でも、何か今の話でピンときた方はぜひ一度ウッドワンのショールームに立ち寄ってみるのもいいかと思います。
ちなみに海外製の食洗機が取り付けられたりとその辺りのサポートは手堅いです。
オーダー系キッチンについて
さて、ここまで国内の主要なシステムキッチンについて解説してきましたが、
次にオーダー系のキッチンメーカーである「クッチーナ」と「キッチンハウス」について紹介しておくべきかと思います。
なぜかというと、「クッチーナ」は国内最大手のオーダーキッチンメーカーでありますし、「キッチンハウス」もそれに加えてめちゃくちゃ知っておいてほしいデザイン製が高くてコスパの良いシリーズを展開しているからなんですね。
満足度の高いオーダーキッチン大手、クッチーナ
では「クッチーナ」の紹介から。
まず注意したい点から紹介します。
っていうのもそれを差し置いたとしても、お客様の満足度で言うと、どうやらオーダーで仕上がるクッチーナのキッチンはとても高い満足度を提供してくれるようなので、先に注意したいポイントから説明してしまいます。
はい、注意したい点、それはシンクや引き出しがシンプルだということです。
メーカーのような凝った2段シンクはありません、引き出しも斜めに出てきたりはしません。
しかしながら、やはりシステムキッチンでは叶わない質感や仕上がり、角の処理など細かいけれどもデザインにこだわりたいと言う要望にクッチーナのキッチンは強いです。
デザインのポイントで言うと、フラットな柄とかまち作りがあります。
この後者のかまち造が、クッチーナを選ぶ上でとても価値が高いです。
きちんと塗装で耐久性のあるのはもちろん、ヨーロピアンなデザインや、繊細でモダンなニューヨークスタイルまで、さまざまなスタイルが用意されています。
「せっかくこんな高いマンションに引っ越したのに、こんなありきたりなシステムキッチンでは残念だ」
と言うお客様にとってはやはりデザイン性の方が凝った機能性よりも嬉しいようです。
それに加えて、丁寧に、収納の1箇所1箇所の寸法をじっくり考えながら、唯一無二の使い勝手や気のきいたレイアウトで、貴方だけのキッチンを作って行けるという「行為」自体がどうやら価値があるようです。
こうした丁寧なサポート、それには一般的には運よくサポートの厚いスタッフと施工会社、工務店に出会えた場合に得ることができます。
実際システムキッチンの場合だと多くの工務店では取り付けは専門でもキッチンのデザインとか細かいところはお客さんの方でやってくれ、といった会社も少なくありません。
ショールームのコーディネーターに当たり外れもあるでしょう。
これはあくまで私どもの場合ですが、クッチーナのキッチンでは、クチーナの「販売担当者」と私どものようなインテリアとリフォームの「専門コーディネーター」での2人体制でお客様のサポートにしっかりと当たることができますので満足度がより高いのだと思います。
特にリフォームの場合には、クチーナでは既存キッチンの解体や施工後の水道管の接続まではサポートしていないので、なおさら最初から私どものような業者とチームアップして対応にあたることが重要になってきます。
クッチーナのキッチンについては、すでにどんなデザインのキッチンになるのかは今までの動画で上げておりますので、ぜひそちらをご覧いただくとともに、どんな選択肢があるの?システムキッチンにはないデザイン性って?といった話は長くなるので他の動画にまとめる予定です、ぜひyoutubeのチャンネル登録をしておいてください。
クッチーナは創業約50年の歴史もさることながら、東京、大阪、福岡、仙台、名古屋、神戸、横浜、果ては沖縄まで支店があるので、小規模な独立系キッチンメーカと違い、このページを見た方でオーダーキッチンを検討している人でもお近くのエリアで安心して持ち込んで検討できる確率が高いのがメリットの一つでもあるかと思います。
コスパの良いデザインキッチン、キッチンハウスのキッチン
ではもう一つ、キッチンハウスについて紹介したいと思います。
キッチンハウスも有名なオーダーキッチンのメーカーですが、
最近は普及価格帯の「グラフテクト」またその上位互換とも言える「キッチンハウスセミオーダー」と言うモデルの人気が高いようです。
これらは、仕様と寸法、そして価格があらかじめ決められており、決められたレイアウトやデザインから仕様を選べるプランとなってます。
非常に価格とデザインにおいてわかりやすくなっております。イメージとしてはシステムキッチンに近いのですが、そのデザインはオーダーキッチンのようなおしゃれなものが揃っています。
注意点
ダイナミックなレイアウトのデザインや扉色が魅力的なので、気になる方は一度調べてみてもいいかもしれません。
一つ注意、これらのワークトップは高圧メラミンというわかりやすく言えば耐熱プラスチックとなっています。
傷に強く人造大理石と同等の耐熱性を持つ、とありますが、メーカーとしては熱いものを置く時には鍋敷を敷いてくださいとあるのでそのあたり気にしておく必要がありますね。
とはいえ、人造大理石では不可能な木目柄などもあるので、テーブルとキッチンが一体になったかのような家具のようなデザインが非常に魅力的です。
独特なインパクトのあるアイランドキッチン、トーヨーキッチンスタイルのキッチン
最後に番外編としてトーヨーキッチンスタイルを上げておきたいと思います。
名前をきいたことがある方なら分かる通り、キラッキラで非常にインパクトのあるデザインが特徴のキッチンです。
ここも独自で化粧扉やワークトップの開発を行っているので、トーヨーキッチンでしか買えないキッチンというくくりとなるかと思います。
無骨な取手や格子柄のパネルなど、芸術品のようですね。それでいて、意外とお値段はシステムキッチンの上位機種ほどのお値段から用意があります。
注意点としては、基本的に主なラインナップはアイランドキッチンとなっており、
建物の形に合わせたオーダーというよりは、広い空間があって、場合によって席数を増やしたいから天板を伸ばしたいなどといったオーダーが主になってきます。
担当者に聞いたのですが、やはりこのくらいインパクトのあるキッチンを入れる方は、壁付ってことはほとんどなくてアイランドキッチンにすることが多いようです。
まとめ
ということで、今回はシステムキッチンとオーダーキッチン系のデザインキッチン会社を合わせて10社紹介してきました。
復習として非常に一言では表しづらいのですが、ぜひ覚えていって欲しいポイントとしては
- 使い勝手の「リクシル」
- デザインの「クリナップ」
- シンプルな「TOTO」
- 「パナソニック」は扉のグレードと価格に注意
- ワークトップで「トクラス」
- 「タカラ」は餅屋
- 「ウッドワン」は手触り
- かまちデザインオーダーの「クチーナ」
- コスパデザインの「キッチンハウス」
僕でも正直どれをお勧めしていいか迷ってしまいますが、予算と機能とデザインのバランスですので、どのあたりを重要視するかということを考えてプランニングを進めるほかありません。
また、違う切り口として、ステンレス製のキッチンならどこがいいの?といった切り口もありますので、その紹介は別のページや動画で今度紹介をさせてください。
というわけで、このサイトでは実際の住まい作りで本当に役立つような情報をお伝えしております。
このような専門的なページや動画を見ていただいてる時点で
すでに皆さんは“後悔のない家づくり”に近づいていると思います!(やったぁ!)
皆さんの住まい作りのお手伝いができるよう引き続き役立つ情報を配信してますのでぜひyoutubeもチャンネル登録をよろしくお願いします
そしてキッチン選びやリフォームにお悩みの方は個別相談も行なっておりますので気になる方は以下のリンクよりご相談ください。
具体的な質問のある方はライン、 InstagramやDMからもご質問可能です。
一緒に満足度の高いキッチン、キッチンリフォームを目指して頑張っていきましょう!