こんにちは
今回はブラックやマテリアル系(石目・コンクリートなど)の色が特徴のキッチンについて、メーカー別にその特徴を解説してみたいと思います。
ただ単にメーカーで分けるのはあまり意味がないと思いましたので、おしゃれなキッチン事例をいくつか紹介しながら、どのような点に留意しながら検討すれば良いのか考察してみたいと思います。
![dkt担当](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/mel-poole-qJ0zp1GIikk-unsplash-scaled-e1606366762560.jpg)
システムキッチンを検討するうえで、どのようなことをポイントにどのメーカーから選んだら良いのか、参考になれば幸いです。
おしゃれなキッチン事例
事例1
以下の画像は海外のキッチンの画像ですが、木目の残る、シックなブラックの塗装と小粋な取手、キッチンパネルではなくデザインのある壁仕上げ。日本のメーカーだとまず見ないデザインセンスですね。。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/christian-mackie-euBmypOZUZA-unsplash-1024x683.jpg)
壁のデザインタイル(モザイクタイル)に関しては選んでくれば採用できますが、キッチン本体となるとなかなかこのようなすっきりとしたデザインは国内のシステムキッチンでは難しいと思います。
そこで、数あるシステムキッチンから海外のようなデザインに近いニュアンスを持ったキッチンを以下では紹介してみたいと思います。
“天板のスリムな感じ”は「リクシルシエラs」から踏襲できそう
2021年4月にマイナーチェンジしたリクシルのシエラであれば、薄いワークトップの印象は踏襲できそうですね。
![生まれ変わったリクシル シエラは天板みつけのデザインがすっきり/出典:2021.4/シエラSカタログ](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-01-14.35.49-1024x582.jpg)
全体の色味に関しても、以下のようなブラックやマテリアルカラーの用意もあるので活かせそうです。
ツートンカラーも新たにお好みで選択可能/出典:2021.4月/シエラSカタログ もちろんベーシカルなカラーも選択可能。今回は新たにスタッコ調のオシャレなデザインが追加されました!/出典:2021.4月/シエラSカタログ 質感違いの扉面材を組み合わせた、ビンテージな印象の組み合わせ 木目で統一しながらも、異なるトーンを際することで穏やかすぎない空間を演出。
ワークトップをブラックで統一したい場合はトクラスのキッチンも有り
またトクラスのキッチンの場合であれば、ワークトップにブラック系の色味も持ってくることができるのでコスパを考えると有りかもしれません。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-01-17.15.08-1-1024x633.jpg)
事例2
以下のようなワークトップに木目色を持ってきて、少し空間にアクセントをつけているデザインもおしゃれですね。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/david-fanatan-OlRvkh6mtas-unsplash-1024x683.jpg)
通常、日本のシステムキッチンではワークトップは人造大理石かセラミックトップなので、木目色という選択肢はありません。
キッチンハウスのキッチンであれば、木目色のワークトップも採用できます
キッチンハウスのキッチンはワークトップにエバルト(高性能メラミン天板)を採用しているので、木目を含め、以下のような柄のワークトップが採用できます。
![抽象柄から無垢材を彷彿とさせる木目のテクスチャーが扉にだけではなく、ワークトップ、テーブルにも使用できるのが最大の魅力です](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-26-11.07.20-1024x681.jpg)
これはワークトップだけでなく、キッチン本体にも同種の色柄が使用できますので、以下のように自由に組み合わせてキッチンを形作ることができます。
出典:キッチンハウスBASICカタログ 出典:キッチンハウスBASICカタログ 出典:キッチンハウスBASICカタログ 出典:キッチンハウスBASICカタログ 出典:キッチンハウスBASICカタログ
注意したいのは、メーカーキッチンという括りではないので、採用できるシンクやレンジフードなどに制限があります。メーカーのような多機能なものから選べないので、デザインを優先するか、機能を優先するかその辺りを検討しながら導入の検討を進める必要があります。
事例3
ハンドルレスのすっきりとしたデザインも、海外キッチンがおしゃれに見えるポイントの一つですよね。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/sven-brandsma-ipcabm48ATw-unsplash-1024x951.jpg)
国内キッチンですと、多くはハンドルもしくはアルミの別のパーツで処理をするので少し気になる方もいるかもしれません。
ハンドルレスが可能なのはパナソニック「Lクラス」キッチンのみ
国内のシステムキッチンでハンドルレスが可能なのはパナソニックの「Lクラス」キッチンです。
以下のような扉柄が選択できます。ただし、価格帯が全てハイレンジの扉グレードですので費用面ではオーダーキッチンに近いイメージを持った方が良いかと思います。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-06-11.54.10-1024x430.jpg)
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-06-11.54.17-1024x421.jpg)
クリナップ「セントロ」でもハンドルレスは可能。ただし電動に限る
クリナップのハイクラスキッチン「セントロ」でもハンドルレスが採用できますが、こちらは電動タイプ(ノックして開くタイプ)での紹介となりますのでかなりお値段は見た方がいいでしょう。
![クリナップ「セントロ」のハンドルレスデザイン](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-06-11.44.51-1024x426.jpg)
国内キッチンではハンドルレスはあまり実現的ではない?
上記のように、国内のシステムキッチンではハンドルレスのキッチンはいづれもハイクラスのキッチンにしかありませんので、まず予算的に適合するかどうかの問題が大きくなってきます。
見た目でそれに近いデザインを考えるのであれば、ブラックのライン取手も個人的にはオススメです。
![使い込むほどに愛着が深まる色柄の組み合わせ](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-01-15.06.11-1024x662.jpg)
大切なのは「ワークトップ」「扉柄」「キッチンパネルなどの内装材」とのバランスかと思います。
国内システムキッチンでの事例
さて、ここからは実際に国内のシステムキッチンのカタログからブラックやマテリアル系のキッチンを紹介してみたいと思います。
以下の画像はあくまでメーカーカタログでの組み合わせですので、実際にはプランナーと組み合わせについて検討してゆくと良いでしょう。
トクラスのブラック系・マテリアル系デザイン
トクラスはワークトップの厚みが選べたり、ブラック系の人造大理石も選べ、またミドルレンジ以上では質感の高い艶消しのブラック塗装扉などが魅力です。
![黒炭と雪白](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-25-18.59.49のコピー-1024x876.jpg)
![黒炭](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-25-18.55.34.jpg)
以下のようなスレート調のキャビネットもあり、デザイン性が高いのが特徴です。
![グレーストーン事例/壁付255](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-25-18.57.46のコピー-1024x1000.jpg)
リクシルのブラック系・マテリアル系デザイン
リクシルのキッチンはセラミックトップ採用ということもあり、重厚なデザインが特徴でもあります。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/plan2_img_002.jpg)
以下のようなコンクリート調のデザインもあり、トレンドをいち早く捉えているとも言えるでしょう。
![扉カラー:グループ2/スタッコシリーズ グレージュスタッコ:VJ5J](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/plan03_img_01.jpg)
またキャビネットや収納がおそらく日本で一番こだわって作っているため、その使い勝手には定評があります。
少ない力で引き出すことのできる「ラクぱっと収納」は他社にはないリクシルオリジナルの引き出し
クリナップのブラック・マテリアル系キッチン
クリナップのキッチンはいづれのキッチンメーカーと比べインパクトが強い(個性的)な柄が特徴です。
ノルディックやヨーロピアンな扉の色柄が多い印象です。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2020-03-09-12.11.03-1024x755.jpg)
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2020-03-09-12.10.53-1024x674.jpg)
ブラック・マテリアル系キッチン一覧
以下は当サイトで閲覧できる、主要キッチンメーカーをまとめたキッチン一覧です。
ブラック系
マテリアル系
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