今回はナチュラルなキッチン、和モダンなキッチンについて少し書いてみたいと思います。
たくさんあるキッチンの中から、どうやって自宅や理想の住まいに合ったキッチンを探したら良いのか、やっぱりここに一番みなさん迷うところかと思います。
![dkt担当](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/mel-poole-qJ0zp1GIikk-unsplash-scaled-e1606366762560.jpg)
ショールームに行っても、それぞれのキッチンは素晴らしいけれども果たしてそれを自宅や今度リフォームしたいと思っている住まいに持ち込んだとき、どのようなバランスで組み込まれるのか、わかりづらいものです。。。
でも事前にメーカーの特色を知っていたとしたら、少しキッチン選びが楽になると思いませんか?
このページではそんな方のために、国産のシステムキッチンからジャパーニーズモダンを含めたナチュラルなキッチンの事例を紹介してみたいと思います。
システムキッチン別ーナチュラル系キッチンの特徴
トクラス/渋めのコーディネートが魅力
トクラスは新宿にショールームがありますが、彼らのキッチンは割と“渋い”色味のチョイスが特徴です。
少し経年を感じさせるようなエイジングゴールドといった扉色やそれに合わせたワークトップは他社ではない独特の渋さを感じます。和モダンにはかなり合うのではないでしょうか。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-01-17.14.50-1024x638.jpg)
茶色に近いこのキッチンは単体で見ると合わせ方のイメージがつきにくいかもしれませんが、以下のようにホワイト系のナチュラルな木造の住まいには結構合わせがいいと感じます。
特に、現代は”ブラック系”の家電も多いのでそれら個々のブラックが映えます。このテイストを好まれるお客様の多くは調理にこだわっていらっしゃる方も多く、ワークトップカラーに対し食器なども映えるので意外と採用してみて正解だということも多いかなと感じています。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-01-15.44.57-1024x857.jpg)
一方で、上記のような扉柄の用意もあって、純粋に和モダンに合わせやすい色柄も特徴です。ワークトップもエントリークラスからブラック系の人造大理石が選べるのが嬉しいポイントかと思います。
リクシル,クリナップ,TOTO / ナチュラル系選択肢の豊富さ
一方で、リクシルとクリナップそしてTOTOは、トクラスのようなアクはないのですが、ナチュラルな木目系の選択肢が多く、ユーザーからしてみると少しどのメーカーを選んでいいか解りづらいかもしれません。
そこで色えらび以外のポイントとして、
- リクシル / 収納性とセラミックトップが魅力
- クリナップ / ステンレストップ と個性的な人造大理石ワークトップ
- TOTO / 除菌水とクリスタルカウンター
このあたりをプラスして各社を検討されるといいかもしれません。
各メーカーそれぞれの扉柄事例については少し以下で触れてみたいと思います。
リクシルのナチュラル系/木目系キッチン
メーカー間で比較すると、リクシルのナチュラルな木目系の特徴は艶消しで和モダン〜アッシュ系の色柄が特徴かと思います。またリクシルのキッチンは、なんと言ってもセラミックトップとの合わせが特徴です。
![](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-05-11.11.16-1024x605.jpg)
![リクシルはセラミックトップ×高機能な収納が魅力](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-05-10.47.46-1024x742.jpg)
また、セラミックやシンクのバリエーションがリクシルは多彩なので、リクシルを選定した場合でのポイントはどの扉柄にどのワークトップを合わせるかということです。
これについては以下のインスタグラムで紹介していますのでこちらを参考いただければいいかと思います。ワークトップがホワイトでもブラックでも合わせやすいのが魅力です。
クリナップ/艶っぽい木目や少しインパクトのある木目
クリナップは他社と比べて少しインパクトのある木目が特徴です。
和モダン、というよりはもう少しノルディックというか、海外のニュアンスを思わせるテイストも特徴かと思います。
![クリナップ・ミドルグレード・ノルディックビーチ色](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-01-15.12.24-1024x739.jpg)
![クリナップ・ミドルグレード・ステディア/ミルフィーユチーク色](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-01-15.12.08-1024x691.jpg)
ワークトップの選択肢も少し特徴があり、ミドルクラスのステディアであれば柄の入ったワークトップ、最上位のセントロであれば5種類のステンレストップから選択が可能です。
TOTO / 和モダンとノルディックの中間
TOTOはいづれのメーカーよりもアクは弱く、どこかのテイストに寄せているというわけではないのですが、全体を通して非常に好感度の高い、選びやすい扉柄が特徴です。
TOTOのキッチンはナチュラルで部屋馴染みのいい色が魅力です。
![TOTOザクラッソキッチン/ヴェルトープ/シルクマルーン](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-05-11.33.48-1024x759.jpg)
個性を出しすぎることなく上品に、それでいて各扉柄にニュアンスが付与されているといった説明が合っているかと思います。
![TOTOザクラッソキッチン/シュリオーク](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-05-11.33.54-1024x768.jpg)
![TOTOザクラッソキッチン/ルッソベージュ](https://catalog.design-kitchen.tokyo/wp-content/uploads/2021/05/スクリーンショット-2021-05-05-11.34.11-1024x700.jpg)
ただ、TOTOのキッチンは収納に関してはかなりシンプルなので、デザインとその機能を合わせながら、どのメーカーにしたら良いのか考えてゆく必要はありそうです。
最後に
和モダン、ナチュラル、と言っても捉え方はそれぞれですので、なかなか網羅的に把握や説明することは難しいのかと私も思います。小さな違いを除けばどのメーカーもそれっぽい色味は定番ですので用意がありますので。。。
そういう意味でデザインはもとより、機能や各社の用意した選択肢のバリエーションの中から、うまくご自身の軸を決め、キッチンを選定してゆくことが大切かと思います。
この記事が多少なりともお役に立てれば幸いです。
キッチンリフォームを検討しているという方は、以下のサイトから私どものリフォームサービス(*東京限定)もございますので合わせておとづれていただければ幸いです。