こんにちは😄
今日は今人気の高いグレイッシュなキッチンの特集をしてみようと思います。
このページでは、
- 各メーカーからどんなキッチンが出ているのか
- グレイッシュなキッチンリフォームのポイント
について少し話してみたいと思います。
どれを選んだら良いの?
システムキッチンではたくさんの扉柄が出ていますが、木目や石目、模様の有無を問わずグレイッシュなカラーはたくさん出ており、またその人気も最近高まってきています。
以下では各メーカーから出ているカラーを参考に、そのメーカーの特色を合わせて解説できたらと思います。
各メーカーから出ているグレイッシュなキッチン
トクラス / 柄は少ないが、ブラックの天板がエントリークラスから選べます
トクラスのキッチンの特徴としてはグレイッシュな扉柄自体の選択肢はそれほど多くはありません。
グレイッシュなカラーに関しては上記の「グレーストーン」しかマテリアル系では選択肢がありませんが、(予算があるのであれば)柄のないグレー系の扉色および114色の中から自由に選べる扉柄もご用意がございます。
一方で、特徴としてはエントリーモデルの「bb」というクラスのキッチンからでもブラック系のワークトップが選べることが特徴です。
他社ではエントリークラスではホワイト系のワークトップしか選べませんので、この辺りはポイント高いと思います。
エントリークラスのbb、ミドルクラスのberryいづれを選んでも形は割とシンプルなものになっています。
またいづれも予算に応じてセラミックトップのような人造大理石ワークトップが選べ、シンクとシームレスな接合ができますので清掃性に優れているのも特徴です(セラミックトップの場合にはシンクとの間にコーキングがどうしても入るので、これを気にされるお客様もいらっしゃいます)。
トクラスは人造大理石が特徴の会社さんですので、それ以外にも人造大理石の特注寸法などに強い面があるのがポイントです。特に”この字型”のキッチンを採用したい場合などに強いでしょう。
クリナップ / 豊富な色柄が特徴
クリナップは以下のようにグレイッシュな色味でもバリエーションが豊富です。
ワークトップのオススメ組み合わせとしては、エントリーモデルの「ラクエラ」ではグレイッシュな人造大理石のコーリャン天板「フィオレノワール」色、ミドルクラスの「ステディア」ではセラミック天板、最上位機種「セントロ」ではステンレス天板がスタイリッシュでオススメです。
クリナップはグレード間の価格差が大きいので、その辺りを気にしながらプランニングを進めたいところではあります。
リクシル / 幅広い年齢層が選びやすい色幅が特徴
リクシルではクリナップと比べ、インパクトはそれほどないにせよ、トーンのバリエーションが豊富で、女性にも選びやすいようなトープ色の扉柄などが特徴と言えるでしょう。
定番のグレーズグレー色をはじめとして、全体的に自社のセラミックワークトップの色味と合わせやすいような扉色が特徴で、”クオーツシンク“という高耐久のシンクも特徴的で、グレーやブラックなどワークトップカラーと合わせられるのが特徴です。
ですので、リビングの中心に位置しても、家具のように部屋に馴染むデザインが特徴となっています。
男女問わず人気のグレーズカラー シンクも同系色で合わせられるのでリビングの中心に位置しても家具のようになじむ◎
またリクシルの場合には、独自の高機能な引き出しも忘れることができませんね。
グレイッシュなキッチンリフォームのポイント
変化を持たせたインテリアとのコーディネートを心がける
グレイッシュなキッチンが気に入ったのであれば、その扉色を中心に床とのカラーの組み合わせでコーディネートを考えるといいでしょう。
リクシルのキッチンの場合、床と合わせた検討がしやすいので、以下ではリクシルのカタログより少し抜粋して紹介してみたいと思います。
大人っぽく、明るい空間に寄せる配色
キッチンの色より新しくする床を少し明るくすると、お部屋全体が明るくなって、今まで暗かった部屋もパッと明るくなります。
どちらも木目ですが、それほど強くないので、喧嘩しにくいというチョイスもポイントの一つです。
強めの木目の床と合わせる場合は、木目よりも扉色でバランスを
既存の床色に合わせる場合は、扉を木目にしてしまうと少し重い印象になってしまうので、例えば以下のような暖色系のベージュ(トープカラー)の柄の入っていない扉を合わせることでバランスよくまとめることができるでしょう。
以下の画像ではワークトップはホワイトですが、扉色と合わせたトープ色のセラミックトップもあるので、そちらに寄せるとさらに家具っぽく仕立てられて他の家具とのバランスもいいと思います。
モノトーンの組み合わせは難易度高
以下のような配色は、メーカーのサンプル画像なので自社の製品の組み合わせで載せているみたいですが、個人的には床の石目をもう少しアクセント(もしくは色味を落とす)のあるものにするとか、ワークトップをブラックに寄せるとかしてもいい気はしています。ちょっと下の作例はまだ”締まっていない“感じはします。
床材を選ぶときに、朝日ウッドテックさんの6mmフローリング(突き板・シート)とかを参考に出すと、結構幅広く色柄の取りそろえがあるのでここから選ぶのもオススメです。↓
シートにはなりますが、リクシルの場合だとラシッサのDにランダムストライプやフレンチヘリンボーン柄もあるのでアクセントとしてこちらもオススメです。
タイルを合わせると高級感UP
もし条件が揃うのであれば、床をタイル仕上げにするとグッと高級感が増します。
以下は施工事例から抜粋ですが、グレイトーンをバランスよくコーディネートすることで高級感のある空間に仕立てることができました。
*但し、タイルの厚みや床暖房の有無など条件がフローリングを選択するよりもシビアになりますので、しっかりとした事前検討が必要となります。
最後に
グレイッシュなキッチンがどのようなメーカーから出ていて、どんなコーディネートをするといいか、多少の参考になれば幸いです。
リフォームをご検討の方は、以下のサイトリンクよりご相談もお受けしておりますので(*東京限定)、もしよろしければこちらもおとづれいていただければ幸いです◎◎