こんにちは
今回はマンションのリフォームでした。
築18年程度の物件を取得し、大手リフォーム会社さん含み3社に相談*1したところ、
細かな対応力を見越して弊社に依頼いただくことになりました。

*1. 相見積もりの希望に対しては、大手リフォーム会社はおおいにして金額が高いこと、また形式的なプランと対応となることが多いようなので、基本的には要望をヒアリングしたうえでお取りいただいております(参考のために取りたいというのは当然なので、必要ですが)規模の大きいリフォームにおいて、契約後、費用が増加したり、打ち合わせを進めるうえで、該当費用では希望のプランが行えないなどの不測が生じないように私どもでは進めます。
必要であればお気軽にご相談ください。
( link : ラインでも相談が可能です!お気軽に! )
今どきのインテリアにしたい
築18年前ともなると、以下の画像のようにトレンドとしては少し重めの、重厚感のあるダーク調を基調とした床やキッチンの仕様となっており、ガラッと印象を変えたいとのことでした。


今のトレンドとしてはおうち時間が増えておりますのでシックで息の抜ける明るめの基調に変わりつつあります。
また、ネットで買い物をしたりする関係で、収納に関してもストックしておける場所のきちんとした確保が必要となってきているので、収納の設け方のあり方も変わってきています。
さらにスマートデバイスが普及した今、コンセント一つとっても、その時代のお部屋よりも1.5~2倍ほどコンセントが必要となってますので、こちらも最適化が理想です。
実際のプランニング
明るいインテリアイメージを集めながらご提案を一緒に進めます。




素材感としても以下のような商材が採用できますよ、という打ち合わせをします。
ただし、予算や適応材料(床暖房の有無や、床を全部やりかえないことでコストカットのできる素材選定等)がありますので、それを踏まえながら弊社独自の提案を行います。





基本的には一般的なメーカーに限らず、展示会などで仕入れた新しい素材や、あまり普及していない材料を含め、提案しますので、選択肢は大手の比ではないことが自慢です。
設備周りについて
天井が織り上げ仕上げになっていることがマンションでは多いのですが、ここを拡張したいといった希望もいただきました。

ただし、基本的にはこの形状になっているのはエアコンの配管や電気の配管が必要に合わせて入っており、その関係で現状の形状をとっていることが主ですので、注意が必要です。
以下のように、図面を見ても配管が通っていることがわかります。

特に、消防の配管は容易に動かすことができないのでリフォームでも注意が必要です。
キッチンとその周り
キッチンは壁を壊してスッキリオープンに、そしてリビングを
間仕切れるような開放感を得られるインテリアにしたいとのことで、
以下のようにインテリアをパースによってイメージしながら打ち合わせを進めます。

キッチンについても、まずはメーカーのシステムキッチンでどこまでできるのか、
合わせてオーダキッチンとした場合に金額とデザインにどう差が出てくるのかをパースを用いながら検討します。


さあ、最終的にどうなったか。。。
見てゆきましょう。
工事開始
工事開始となるまで、〜2ヶ月程度、今回は少し時間をかけました。
解体を開始します。床も一旦剥がすことになりましたので、結構な量のゴミが出ます。

このあと、壁を作り直したり、電気や配管のやり直し、床暖房の再設置などを行います
(写真は割愛しました)
キッチンにおいてはキッチンパネルではなくタイルを仕上げとして利用。
工程を加味し、キッチンを据えつける前にタイルを貼っておきます。


そして
施工後ー完成
キッチン
キッチンは最終的にメーカーシステムキッチン、トクラスのコラージアを採用し、
無垢の木でオーダーした可動する格子戸を設置しました。

無断転用・無断転載禁止@2025.デザインキッチンTOKYO

今回、オーダーキッチンも検討したのですが、デザイン的にシステムキッチンでも満足のゆくスタイルがコーディネートできたのでシステムキッチンを選定しました。
3メートルを超えるカウンターも対応できるという点で、トクラスのキッチンしかない!ということが決め手の一つでもあります。
吊り戸のデザインをシンクと変えたり、トール収納に李敏と同じアクセントカラーを取得したのがインテリアのポイントで、お客様とコーディネーターのセンスの賜物です◎


オーダー建具
オーダーした特注無垢格子引き戸は、
YKKなどのメーカーも検討しましたが、やはり無垢の質感がいいということで選定いただきました。

木製ですので、最後の仕上げは建具屋の職人技が腕を振るいます。


床材
床は6mmのトレンドカラー床材を使用しました。
カーテンもルーバータイプに新調しました。

その他
トイレもついでに、ということで、そこまで予算をかける必要はなかったので、
カウンター、手洗い、タイルを中心にコーディネート。
下の画像では、白いタイルの箇所が新規でやりかえた箇所で、それ以外は既存のタイルをそのままにしたコーディネートとしました。


前の床タイルを流用しましたが、意外とメリハリの効いたシックな空間に仕上がりました!
お客様より
某サイトに嬉しい口コミをいただきました。


コメントにあるように、提案や保守に関し、確かに少し費用が必要となる場合がございます。
リフォームは余裕を持って双方が取り組むことで最も良いものができますので、きちんと必要なところには必要な費用がかかることご理解いただいてご採用いただいております。
無理のないリフォームが、現場の職人を含め、良い仕上がりを産み、またそれだけでなくお客様、弊社、そして取り組む職人やコーディネーター全ての人とその人生を豊かにすると信念を持って楽しく依頼に当たらせていただいております。
まずは人柄、それが良いものを生み出す。それだけかもしれない、、なんて。
ご相談はお気軽に◎
浴室、キッチンリフォーム、戸建てやマンションのスタイルリフォームをお気軽にご相談ください
(東京・一部神奈川千葉のみの対応と現在はなっております)
[物件情報]
施工エリア:東京都渋谷区広尾
対応内容:キッチンリフォーム、床の張り替え、内装、タイル、電気、居室の刷新、洗面所
使用メーカー:トクラス(キッチン:コラージア / 扉:ソルティホワイト,クラフトオーク グレイッシュクラフト, セルライとベージュ / カウンター:アートグラーナホワイト) 、パナソニック(床:ベリティスフロアー わんにゃん Smile KESV2PGT グレージュヒッコリー ) (、KYタイル(キッチン壁:KYタイル : コットンベージュ ) 他
目安工事費用:税込1000 ~ 2000万円
