トクラスサロン東京 レビュー|“こう暮らしたい”が見える、プレミアムショールーム体験レビュー

トクラスフラグシップモデル_コラージア トクラス
トクラスフラグシップモデル_コラージア

トクラスの新しいショールーム「トクラスサロン東京」を、一般公開に先駆けて見学する機会をいただきました。 そこは、いわゆる“仕様を確認するためのショールーム”とは少し趣の異なる場所でした。

トクラスサロン東京エントランス
トクラスサロン東京エントランス

キッチンを単なる設備としてではなく、これからの暮らしそのものを描くための起点として捉え、時間をかけて向き合う。 そんな姿勢が、空間の随所から静かに伝わってきます。

本記事では、トクラスサロン東京がどのような思想でつくられ、どんな人に向けた場所なのか、そして展示されている5つのデザインキッチンについて、実際に体験した視点からご紹介していきます。

トクラスサロン東京とは?一般的なショールームとの違い

なぜ「ショールーム」ではなく「サロン」なのか

トクラスサロン東京の最大の特徴は、その明確なターゲット設定にあります。 ここで想定されているのは、キッチンリフォームに対して強いこだわりを持ち、資金的・時間的にも余裕のあるシニアリフォーム層や、インテリアへの感度が高く、長く使い続けられる本質的な価値を求める人たちです。

仕様確認・比較の場ではなく、キッチンにこだわりたい人に向けた展示

そのため、あえて「ショールーム」ではなく「サロン」という名称が選ばれています。 仕様を並べて比較検討する場ではなく、一人ひとりの価値観や暮らし方に向き合い、対話を重ねながら理想を紐解いていく場所。 それが、トクラスサロン東京の立ち位置です。

https://www.toclas.co.jp/salon/tokyo-kyobashi/index.html

「こんなふうに暮らしたい」を“見える形”にする場所

暮らしのイメージが固まっていない人へ

キッチン単体のデザインや機能だけでなく、その先にある日常の風景までを含めて想像できる。 そんな体験が、空間全体を通して用意されています。

トクラスで選ぶことのできる扉柄は100色を超える!
トクラスで選ぶことのできる扉柄は100色を超える!

キッチンリフォームで何を重視すべきか

トクラスサロン東京のコンセプトは、「こんなふうに暮らしたい」という漠然としたイメージを、「こうしたい」という具体的な形へと導くこと。 これからの暮らしを、少しだけプレミアムに、そして現実的に描くための場所です。

キッチン特化型サロンという新しい提案価値

インテリアとの調和

トクラスサロン東京は、キッチンに特化したショールームです。 インテリアとの調和、素材の質感、性能、そして空間全体の価値向上までを含めて提案する場として設計されています。

セミオーダー〜オーダーに近い納まり

館内には、まだ未発売・未発表の製品も一部展示されており、セミオーダーからオーダーに近い納まりまで、トクラスのキッチンでどこまで実現できるのかを体感することができます。 「ここまでできるのか」という発見が、随所に散りばめられています。

館内のインテリアは、上質さや憧れ、高級感を静かに体現しています。 その中で行われるのは、ヒアリングをベースにした対話の時間です。

スペシャリティの高いスタッフ

一般的なショールームのように、仕様を確認し、比較検討する流れとは少し異なります。 駐在するスタッフも、既存ショールームの中から特にスペシャリティの高いメンバーが選任されており、より明確でモダンな住空間の設計をサポートしてくれます。

高級家具製造から引き継がれる姿勢

近年強まっている「このメーカーだから選びたい」という意識。 トクラスサロン東京は、その想いをより明確に、そして丁寧に届けるための場所でもあります。高級家具製造をルーツとする母体から、約50年にわたるシステムキッチンの製造へ。 「良いものを、最高の技術と研究開発、そして実践によって届けたい」という姿勢が、今もなお受け継がれています。 その積み重ねが、空間の随所から感じ取れるサロンです。

なぜ「ヒノキテラス」に設けられたのか

木造建築 × インテリア

立地として選ばれたのは、国内最大級の木造ビルである「ヒノキテラス」。 素材や空間の質を大切にするトクラスの思想と、この建築が持つ佇まいは、非常に相性が良いと感じました。

出典:清水建設「ヒノキテラス」

地上12階・地下2階、高さ56mと、木造ハイブリッド構造のオフィスビルとしては竣工時点で日本一の高さとなります。「Well-being×Sustainability」をコンセプトに、清水建設の木質ハイブリッド技術「シミズ ハイウッド®」を活用することで、木造と鉄骨造の双方の強みを活かした、「木」を感じながらも開放性の高い外観や快適な木質無柱空間を実現しています。 (https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2025/2025020.html)

単にアクセスの良さだけではなく、サスティナビリティを尊重しているということ、そして空間そのものが体験の一部となる場所を選んだことにも、このサロンの意図が表れています。

空間展示レビュー|5つのデザインキッチン体験

トクラスサロン東京では、現在5種類前後のデザインキッチンを含む空間展示が用意されています。 それぞれが異なる暮らし方や価値観を想定し、具体的な提案として表現されています。

A:静けさと深みを纏う、トクラス最高峰の表現

「静けさと深み」

トクラスの技術の粋を余すとこなく、キッチンとインテリアに落とし込んだ象徴的な展示です。 ブラックのキッチンは数多くありますが、この展示では「深み」に焦点が当てられています。

ショールームのエントランスに位置するのは、アイコニックなブラックのキッチン_トクラスサロン
ショールームのエントランスに位置するのは、アイコニックなブラックのキッチン_トクラスサロン

天板には、トクラスが開発した「テノール」カウンターを採用。 和食器の質感にもよく馴染む、寂のある表情を体験できます。

カーリーメープルの縞目を活かした「ハイグレイン」のブラック扉は、一枚一枚、独自の厚みで何層にも重ねることで生まれる表情。 この工法でしか表現できない奥行きは、日本の奥ゆかしい感性を体現しているように感じられます。

木材を知り尽くした熟練技術者の“目と手_鏡面塗装の技術がキッチンに活きている
木材を知り尽くした熟練技術者の“目と手_鏡面塗装の技術がキッチンに活きている

最高のキッチンとは?

穏やかにお茶を淹れる時間、忙しさの黄昏、大切な人と過ごす静かなひととき。 日常のごく一瞬が、静かに呼応するように支えられる。 そんな情景が自然と浮かぶキッチンです。

侘び寂び。陰翳礼讃の日本らしい感性が宿ります。

B:ホワイトを“表情で魅せる”モダンキッチン

ホワイトでも飽きのこない工夫を

ホワイトはどんな空間にも合わせやすい色ですが、この展示では質感や微妙な表情の違いを組み合わせることで、モダンに仕立てられています。

ホワイトの質感で見せるキッチン_トクラスサロン

収納の理想値を体験

収納のスペシャリストがコーディネートした収納がすべて組み込まれており、 「ここにはこういうものを置くのか」「ここは贅沢に飾る使い方もできるのか」と、訪れた人に多くの気づきを与えてくれる展示です。

C:理想の背面収納を可視化する、未来提案型展示

理想的なアイランドキッチンの事例

この展示には、現時点ではトクラスのキッチンでは実現できない機構も含まれています。 それが、背面の大判引き込み扉です。

大型の収納式背面収納が特徴_アイランドキッチン事例_トクラスサロン

美しくキッチンを構成し、日常的に使うものは使いやすい位置に配置しながら、普段はすっきりと隠す。 リビングに面することが当たり前となった現代のキッチンにおいて、背面収納をどう設計するか。 その重要性を、視覚的に理解できる展示となっています。

D:夫婦二人と愛犬のための、距離感を大切にしたキッチン

身近であり個性的であるキッチン

他の展示よりも少しコンパクトで、夫婦二人と愛犬との暮らしを想定したプランニングです。

コンパクトながら暮らしぶりが見て取れる展示_トクラスキッチン_トクラスサロン

生活する者同士の距離が近いことを前提に、空間が構成されています。コーナーを無駄なく活用するのは従来のトクラスらしさですが、吊り戸をあえて小ぶりにし、100色以上から選べるアクセントカラーを取り入れることで、住む人の個性に寄り添う設えとなっています。

微かに移り行く毎日と、変わらない景色

変わり続ける生花も美しいですが、変わらない一色があることで、空間はより自分に寄り添うものになります。 ただし、アクセントの入れ過ぎには注意が必要です。

E:忙しい家族のための、現実的で美しいキッチン設計

ありのままを美しく

家族の人数が多い時期、キッチンはどうしても散らかりがちになります。 忙しさを優先すれば、そのままになってしまうことも少なくありません。

ハイバックカウンター採用で、使い勝手とインテリア性を両立__トクラスサロンEタイプ

この展示では、日常で手を抜きながらも、美しく心地よく暮らすための設えが提案されています。 リビング空間に馴染むコーディネートと、トクラスの製品特徴を活かした空間づくりが印象的です。

快適性をサポートするトクラスの技術

ハイバックカウンターは、30cmまで一体成形で仕上げられ、コーキングが入らないため清掃性にも優れています。 収納もすべてを詰め込むのではなく、一部をスリムにすることで、軽快さのアクセントが添えられています。

ハイバックカウンター説明
ハイバックカウンター説明

展示は常にアップデートされる

訪れるたびに変わる体験

これらの展示は、お客様の新しい発想や不満、気づきによって常にアップデートされています。 そのため、ご来訪時に上記の写真とまったく同じキッチン展示がない場合もあります。

それもまた、このサロンが「完成形」ではなく、進化し続ける場であることの表れと言えるでしょう。

トクラスサロン東京は、こんな人におすすめ

  • キッチンを「家具・空間」として考えたい人
  • 末長く使える本質的なキッチンを選びたい人
  • キッチンを空間や、そこに住む人の気持ちが映り込む鏡として捉えている人

来場前に知っておきたいポイント(予約・注意点)

トクラスサロン東京エントランス

トクラスサロン東京は、一般的なショールームとは異なり、“ふらっと立ち寄る”よりも、しっかり体験するための場所として設計されています。 そのため、基本的に予約制での案内となっています。

短い時間でも、次のような“ここでしか得られない体験”ができます。

  • 扉柄・ワークトップの質感 写真では伝わらない最新素材を、光の角度や手触りまで含めて確認できます。
  • 専門家監修の収納コーディネート 引き出しの動きや配置の意図まで、リアルな使い勝手を体験できます。
  • 空間としての見え方 キッチンが“家具のように佇む”ラグジュアリーな空間を、実寸で体感できます。

キッチン検討の初期段階でも、具体的なプランがある場合でも、 一度見学するだけで判断が一気に進むのが、このサロンの大きな価値です。



▼ 見学予約はこちら

*コメントに「トクラスサロン予約希望」と記入ください。*弊社(デザインキッチン東京) 本体サイトへ飛びます。

まとめ|キッチンから、これからの暮らしを描く場所

トクラスサロン東京は、キッチンを“設備”として選ぶのではなく、これからの暮らしをどう描きたいかを考えるための場所です。 素材の質感、収納の動き、空間の佇まい──写真では伝わらないリアルな体験が、ここにはあります。

こだわりを持って選びたい人、長く使い続けられる価値を求める人にとって、 このサロンは、理想の暮らしを具体的な形へと導いてくれる確かな手がかりになります。

キッチンから始まる新しい日常を、ここで一度、体験してみてください。


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style&sens代表イシハラ

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具体的にリフォームを検討している方は、以下のリンクからご相談が可能です。ご予算やデザイン、ご希望の機能性について是非ご相談ください。*現在東京主要エリア限定サービスとなっております。

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